A.ハチミツはミツバチが集めてきた花蜜。ロイヤルゼリーは女王蜂が食べる特別食。ミツバチが花から集めてきた花粉を働き蜂が体内で消化・分解・生成し、下咽頭腺と大あご腺から分泌したものです。
プロポリスはミツバチが集めたさまざまな植物の新芽や樹液に、花粉やハチの分泌物である唾液や蜜ろうなどが混ざりあったものです。樹脂には植物の芽を保護したり、幹についた傷を治したりする作用がありますが、ハチはこの力を利用し、巣の入り口にプロポリスを形成することで、巣内部に雨風や細菌が侵入するのを防いでいるのです。プロポリスとは、プロポリスとはギリシャ語のプロ（守る・支柱）とポリス（都市・集団地）の合成語で、その名のとおり、ミツバチの巣の防壁の役割をしているわけです。

A.プロポリスを構成する物質は、樹脂、蜜蝋、精油、花粉などで、そこにはフラボノイド、桂皮酸誘導体をはじめ、ビタミン類、ミネラルなどの有用成分を含んでいます。これまでの研究で、プロポリス中には150種類以上の化学成分の存在が確認されています。とくに、植物が紫外線から身を守るために不可欠の成分として注目されているフラボノイドが20種類以上も認められています。これらの成分は、ひとつだけ取り上げてもあまり意味がなく、さまざまな成分が相乗的に作用して健康維持に役立つと考えたほうがよいでしょう。そういう視点から見ると、ブラジル産プロポリスは世界に唯一といってよい優良品なのです。

A.▼アフリカ化された働き者のミツバチ
ブラジルのミツバチは、在来のヨーロッパ種と、獰猛なアフリカ蜂との交雑種でキラービーと呼ばれています。このミツバチは在来種に比べて強健で繁殖力も旺盛、少々の風雨の中ではびくともせず、高温多湿にも耐え、良質なプロポリスを生産します。

▼トロピカルな気候熱帯から亜熱帯に属するブラジルの気候条件は、病原菌の増殖に最適です。そのため生き物は常に病原菌の侵入の危険にさらされています。ミツバチは巣の中を健康に維持しようと、さかんにプロポリスを分泌しなければならないのです。

▼残された大自然の恵み
ブラジルのプロポリスは、人の手がほとんど及んでいない大自然の中で作られるため、純粋で農薬や化学薬品などの不純物が混入する心配がありません。

▼豊かな植物相
ブラジルには他ではみられないほどの多種多様な植物が繁茂し、長い夏の間、まさに百花繚乱の様相と呈します。バラエティに富んだ植物群が原料となるため、ブラジル産プロポリスは良質なのです。

A.アガリクスは学名 Agaricus Blazei Murrill、和名をカワリハラタケというブラジル原産のキノコです。キノコ類には、ガン細胞の増殖を抑制し、痛みを緩和するという働きや、免疫増強をもたらす多くの成分が含まれていますが、なかでもアガリクスはβグルカンという多糖類と酵素を含有しており、細胞機能の活性化によって新陳代謝をさかんにするといわれています。βグルカンはそのままでは分子量が大きく、体内に吸収されにくいのですが、煎じて熱処理を施すことで体への吸収率を高めます。

A.「アガリクス入荷しました」──。ある大学病院の売店では、こうした貼り紙が入院患者の目を引いています。医療の現場に取り入れるには、それなりの科学的根拠が必要ですが、キノコの抗ガン作用が注目されたのは、実は30年以上も前になります。
1968年、当時国立がんセンターで抗ガン剤を開発していた池川哲郎薬学博士が、メシマコブやカワラタケなどキノコ11種の「ガンの増殖抑制率」を発表。以来、77年にはカワラタケから発見された抗ガン剤「クレスチン」が承認されるなど、キノコの抗腫瘍効果が評価されるようになりました。
長野県で実施された疫学調査によると、エノキダケの年間摂取量が多いと考えられるエノキダケ栽培農家では、ガン死亡率が69％も低いことが確認されています。
さまざまな研究結果から、免疫力を飛躍的に高め、感染しても病気の進行を抑えることが知られています。さらに実験によって、アガリクスが｢単独でガンをやっつけ、しかも副作用がない」という新しい視点による積極的な方向づけもなされています。
大阪府東大阪市にあるクリニックでは、アガリクスを治療に使い始めてからすでに7年が経っています。アガリクスを勧める患者は、その9割がガン。免疫を上げるため、漢方薬と併用しています。
残りの1割はリューマチやアトピー、ぜん息などの免疫過剰の患者で、アガリクスには免疫賦活だけでなく、リューマトイド因子が陽性から陰性になったり、アレルギーの検査値が下がったり、免疫機能を調査し正常化する作用があるといわれています。
（健康雑誌「メディカル・ニュートリーション」2000年7月号より）

A.薬草は世界中にありますが、ブラジルはその宝庫。植物相豊かなアマゾン地域を除いても約3000種類が存在するといわれています。
ヨーロッパには約150種、日本には250～300種とされていますから、その豊富さは一目瞭然です。東洋医学が注目を浴びるとともに、薬草の持つ薬効の研究も進んでおり、ブラジル産の薬草の重要性が高まっています。
いまや世界の生薬、漢方薬の原料の中心はブラジルといってもいいほどです。ぜひ、健康維持・増進にお役立てください。

A.カラチ薬草部門顧問　Dr. Antenor Asadi Noma（アンテノール・マサジ・ノマ氏）
アンテノール氏は、サンパウロ総合大学薬学部卒業、現在はNatureza Nativa社を経営しています。25年にわたって薬草による治療に取り組んでおり、同社の薬草は優秀なことで知られています。
ブラジル最大の民放テレビ局「TVグローボ」が低品質薬草の問題を番組で取り上げたときも、同氏の薬草は「ブラジルでは稀にみる優秀品」と太鼓判が押されました。
カラチで取り扱っている薬草は、アンテノール氏の指導で選ばれた信頼の置ける製品です。

A.目的に応じたさまざまな薬草カプセルがあります。ご相談ください。
●エスピニェイラ・サンタ･･･痛みを和らげます。また、殺菌力があり、傷口をふさぐ作用も報告されており、胃潰瘍の方に使用されています。
●ムルング･･･心に落ち着きを取り戻します。また、痛みを和らげる働きもあります。
●パッシフローラ･･･ストレスを感じて気が滅入る方、体調が思わしくない方におすすめです。
●マラプアーマ･･･日本のドリンク剤にも使われている滋養強壮剤で、筋肉や神経組織の働きを助けます。精力を回復したい方、生理痛でお悩みの方におすすめです。
●カトゥアーバ･･･神経系統のリズムを正して頭すっきり、パワーを取り戻します。神経衰弱、鬱病、不眠症などにお悩みの方におすすめです。
●イッペー・ロッショ･･･血流をよくする力があり、不眠症、更年期の精神不安定、その他の成人病でお悩みの方におすすめです。

A.森林や滝で気分がリフレッシュするのは、自然のなかに大気中の細かい汚染物質を清浄化するマイナスイオンが大量に発生しているからなのです。マイナスイオンは人体の生命活動によい影響を及ぼすことが研究で明らかにされています。

●新陳代謝促進 人間の体は数十兆もの細胞でできています。これらの細胞は、血液が運んできた栄養を取り入れ、それと交換に老廃物を血液に出しています。マイナスイオンが多いと、この新陳代謝がスムーズに行われ、病気になりにくく、老化の進行も遅くなります。
●精神安定 マイナスイオンが多くなると、副交感神経が働くので、イライラ解消、鎮痛、不眠症の解消、疲労回復、制汗などを促し、精神面をリラックスさせます。また、集中力が高まるので勉強もはかどります。
●免疫増進 マイナスイオンが増えると、血液中のγ（ガンマ）－グロブリンという物質が増加し、血液も改善され、病気に対する免疫力が高まるといわれています。アレルギー性疾患、花粉症、ぜん息などへの効果が期待されています。
●血液浄化 マイナスイオンは、プラスイオンによって酸性化した血液を中和し、健康な弱アルカリ性の血液に変化させるといわれています。
●美肌・アトピー皮膚の表面にマイナスイオンを吹き付けると、毛穴や汗腺がみるみる拡大したという実験が報告されています。細胞の働きが活発になって老廃物が出やすくなり、アトピーなどでかゆいところにマイナスイオンを直接吹き付けると、皮膚の表面のプラスイオンが中和され、かゆみが和らぐそうです。